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一般的にiアプリからBREWアプリの移植における、EZアプリ(BREW(R))の規格上の主な注意点は以下のとおりです。(2009年10月30日 現在) J2Bトランスレータ・サービスでは、最初にお客様よりお預かりした.jar/.jamの検証の段階(ステップ1-初期検証)の段階で整合性チェックをおこない、対応方法(案)をお知らせします。
- アプリケーションのサイズ制限
実行モジュール、リソース・ファイルなどEZアプリに関連するすべてのファイル容量には制限があります。 現在広く普及しているCDMA 1X WIN (BREWフォルダ 10MB以上の端末に対しては、1.5MBとなっております。
- アプリケーションの通信容量制限
EZアプリ(BREW)が1日に受信するパケット・サイズには以下の制限があります。 これを超える容量の通信を実行する際には、アプリにて適切なエラー・ハンドリングを実装する必要があります。
- 1アプリが1日に受信可能なパケット・サイズ : 最大 3MB
- 端末1台の全てのアプリが1日に受信可能なパケット・サイズ:最大 6MB
- リソース・ファイルのフォーマット
EZアプリ(BREWR)対応画像フォーマット
- BMP/BCI/PNG/JPEG
※J2Bトランスレータ・サービスでは、GIFをサポート
- 対応音声フォーマット
- 標準:QCELP(PureVoice)/SMAF/SMAF Phrase/3gpp2(一部機種依存)
- 機種依存 : HV Script/SMF Multi/Realtime MIDI/WAV
- ユーザー確認画面
通信開始、アプリ終了などのタイミングでユーザー確認のダイアログ表示をアプリで実装する必要があります。 ※J2Bトランスレータでは、iアプリのJavaソース・コードを変更せずに、これらのダイアログ表示機能を付加することが可能です。
- ファイル名
端末に格納するファイル名はすべて小文字である必要があります。
- アプリ・フォルダ
アプリは端末内のBREWフォルダに自動的に格納されます。サブ・フォルダはアプリ登録時に削除されるため、KDDI検証にて不合格となります。 リソース・ファイルなどが階層ディレクトリ構造となっているものは修正が必要です。
※詳細については、弊社担当営業にお問合せいただくか、下記フォームよりお問合せください。
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